# Interview01

施設に入ったら、それで終わりじゃない。帰れる場所を、暮らしの中に残したい。

管理者吉島 美幸紀Miyuki Yoshijima

人材派遣会社の営業を経て、介護・看護の現場へ進んだ吉島美幸さん。
働く場所を探す人の話を聞き、困りごとをほどいてきた経験は、
施設長として利用者様やご家族の相談に向き合う今にもつながっています。
ラシック稲沢で目指すのは、自宅や家族とのつながりを残し、
利用者様もスタッフも自然体でいられる「家」。
吉島さんがつくろうとしている暮らしとチームの姿を伺いました。
人材派遣会社の営業を経て、介護・看護の現場へ進んだ吉島美幸さん。
働く場所を探す人の話を聞き、困りごとをほどいてきた経験は、施設長として利用者様やご家族の相談に向き合う今にもつながっています。
ラシック稲沢で目指すのは、自宅や家族とのつながりを残し、利用者様もスタッフも自然体でいられる「家」。
吉島さんがつくろうとしている暮らしとチームの姿を伺いました。

Topics 01営業も、施設運営も。
困りごとの糸をほどく仕事。

Q.これまでの経歴を教えてください。

社会人として最初に経験したのは、人材派遣会社の営業です。派遣スタッフの面接をしたり、企業へ人材を提案したりしていました。その後、介護・看護の分野に入り、既存施設の運営や増築にも携わってきました。
今、外へ出てラシックをご紹介したり、見学者様のお話を伺ったりすることにあまり抵抗がないのは、営業時代の経験があるからかもしれません。

Q.人材派遣と介護施設では、
仕事の内容が大きく違いませんか。
人材派遣と介護施設では、仕事の内容が大きく違いませんか。

私の中では、本質はあまり変わっていません。人材派遣では、仕事を探して困っている方の話を聞き、その方に合う企業や働き方を提案していました。地方から来る方には、引っ越し後の生活が安定するところまで考えることもありました。今は、暮らしや介護に困っている方のお話を聞き、『こうすれば生活を整えられるかもしれない』と提案する仕事です。対象は変わっても、困りごとの糸を一つずつほどいていく点は同じだと思っています。

Topics 02得意だからではなく、必要なことを考えて、動く。得意だからではなく、
必要なことを考えて、動く。

Q.施設の外へ出て営業や提案を続けられるのは、得意だからでしょうか。

自分では、『得意だからやっている』という感覚はあまりありません。会社の目標があり、今やらなければならないことがある。その目標に対して、何をすれば前へ進めるのかを考えて動いてきたら、今の形になったのだと思います。頼まれたことだけでなく、必要だと気づいたことを見つけて実行する。それが私の仕事の進め方です。

Q.開設期の施設長として、今はどのような仕事に力を入れていますか。

見学に来てくださった方のフォロー、入居に向けた提案、契約など、まずは新しい暮らしを始めていただくための仕事に力を入れています。同時に、入居者様が増えても安心してケアを続けられるよう、現場の体制も整えていかなければなりません。まだ手探りの部分はありますが、目指したいことを声に出し続け、スタッフと一緒に少しずつ形にしていきたいです。

Topics 03施設に入ったら、終わりではない。
家族と過ごす時間も、帰れる家も
大切に。
施設に入ったら、終わりではない。家族と過ごす時間も、帰れる家も大切に。

Q.見学に来られた方へ、
どのような施設だとお伝えしていますか。

入居されるご本人も、ご家族も、ここで働くスタッフも、自分らしくいられる施設を目指しているとお話ししています。開設したばかりですから、正直、まだ至らないところもあります。それでも、皆さんにも力を貸していただきながら、一緒によりよい場所をつくっていきたいという思いは、飾らずにお伝えしています。

Q.『施設は最後の住まいではない』と
考えているそうですね。
『施設は最後の住まいではない』と考えているそうですね。

施設へ入居したら、自宅へはもう戻れない、家族と過ごす暮らしは終わり、ということではないと思っています。ご家族がそばにいられないときには施設で安心して過ごしていただき、一緒にいられるときには一時帰宅もご提案したい。自宅は自宅として、できるなら帰れる場所として残していただきたいです。施設への入居を人生の終わりにするのではなく、その方らしい暮らしを続けるための一つの選択肢にしたいと考えています。

Message

施設が、暮らしのすべてになる必要はありません。
家族と過ごす時間も、帰れる場所も、
その人の人生に残しておきたいです。
施設が、暮らしのすべてに
なる必要はありません。
家族と過ごす時間も、
帰れる場所も、
その人の人生に
残しておきたいです。

Topics 04毎日、特別なことをしなくていい。
「普通でいられること」がいちばん。
毎日、特別なことをしなくていい。「普通でいられること」がいちばん。

Q.ラシックで、どのような毎日を
過ごしてほしいですか。

できるだけ、ご自宅にいた頃のように自然に過ごしてほしいです。毎日決まった時間に全員でレクリエーションをする家は、あまりないですよね。もちろん、楽しみたい方が参加できる機会は大切です。でも、皆さんに同じ過ごし方を求めるのではなく、休みたい日は休み、好きなことがあれば楽しむ。特別なことを詰め込むより、普通でいられることが一番だと思っています。

Q.施設で実現してみたいことは
ありますか。

二階のベランダテラスで、イチゴを育ててみたいです。プランターを並べて、実がなったらイチゴ狩りができたら楽しそうですよね。外へ出ることが難しい方にも、育っていく様子や実ったイチゴを見て楽しんでいただけるかもしれません。大きな行事を用意するというより、植物が育つような自然な楽しみが日常の中にある。そんな家(施設)にしていきたいです。

Topics 05見た目をそろえるより、
一人ひとりの個性と、仕事への責任を見る。
見た目をそろえるより、
一人ひとりの個性と、
仕事への責任を見る。

Q.どのようなチームを
つくっていきたいですか。

職員も、できるだけ自然体でいられるチームがいいと思っています。規則で『こうしなさい』と細かく固めれば、形をそろえることはできます。でも、それだけでは自分で考えて動く力や、その人ならではの良さが生かされません。必要なことは話し合いながら、一人ひとりが自分で考え、ありのままの自分で働ける職場をつくりたいです。

Q.採用や働き方で、外見の個性も
大切にしているそうですね。

髪色やネイル、ピアスなど、見た目だけでその人を決めたくありません。大切なのは、やるべき仕事をきちんと順序立てて行い、利用者様や仲間に対して責任を持つことです。そのうえで、それぞれの個性を無理に消す必要はないと思っています。人によって得意なことも、できることも違います。誰にでも活躍できる場はあると考えていますし、その力を持ち寄れるチームにしたいです。

普通でいられる場所を、利用者様にも、働く人にも。

吉島さんの仕事の起点にあるのは、困っている人の話を聞き、
『今、必要なこと』を見つけて動くことです。
自宅や家族とのつながりを残し、その人の日常を途中で切らない。
そこに、吉島さんが考える『その人らしさ』があります。
吉島さんの仕事の起点にあるのは、困っている人の話を聞き、『今、必要なこと』を見つけて動くことです。
自宅や家族とのつながりを残し、その人の日常を途中で切らない。
そこに、吉島さんが考える『その人らしさ』があります。

利用者様にも、働く人にも、決められた型を押しつけない。
責任を大切にしながら、一人ひとりの個性と力が生きる
『普通でいられる家』を、ラシックでつくっていきます。

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