看護師からペットショップへ。そして、もう一度、人を支える看護へ。

総合病院で看護師として働いた後、大学時代から関わっていたペットショップへ。
約3年間、動物と飼い主に向き合い、店長としてスタッフ育成も経験した高屋さん。
それでも心に残り続けたのは、「もう一度、人の看護に戻りたい」という思いでした。
幼い頃に患者として感じた不安と、動物に向き合う中で気づいた看護との共通点。
少し遠回りしたからこそ見えてきた、高屋さんらしい看護の形を伺いました。
Topics 01心に残り続けたのは、
「もう一度、人の看護に
戻りたい」という思い心に残り続けたのは、「もう一度、人の看護に戻りたい」という思い


Q.これまでの経歴を教えてください。
看護師の資格を取った後、総合病院で約1年半働きました。その後、大学時代にアルバイトをしていたペットショップへ転職し、3年ほど勤務しました。店長も任せていただき、接客や動物のお世話だけでなく、シフト作成やスタッフの育成、業務の振り分けなどにも携わっていました。
Q.ペットショップから、もう一度看護師へ
戻ろうと思ったのはなぜですか。ペットショップから、もう一度看護師へ戻ろうと思ったのはなぜですか。
動物が本当に好きだったので、ペットショップの仕事にもやりがいを感じていました。ただ、心の中にはずっと「いつかは看護師に戻りたい」という気持ちがありました。犬や猫も病気になりますし、体調の変化を見ながら必要な支えを考える点では、看護と重なる部分があります。動物たちと向き合う中で、もう一度看護の仕事をしたいという思いが強くなり、「そろそろ戻ってもいいのかな」と決心しました。
Topics 02自分が不安を知っているから、会話で安心をつくりたい。

Q.もともと看護師を目指した理由を
教えてください。もともと看護師を目指した理由を教えてください。
高校生の頃は、動物に関わる仕事にも興味がありました。進路や将来の働き方を考える中で、人のために何かでき、長く続けられる仕事として看護師を選びました。私自身、小さい頃から整形外科へ通っていた時期があり、病院で不安を感じた経験もあります。だからこそ、不安を抱える人の力になれる仕事がしたいという思いがありました。高校生の頃は、動物に関わる仕事にも興味がありました。進路や将来の働き方を考える中で、人のために何かでき、長く続けられる仕事として看護師を選びました。私自身、小さい頃から整形外科へ通っていた時期があり、病院で不安を感じた経験もあります。だからこそ、不安を抱える人の力になれる仕事がしたいという思いがありました。
Q.ラシックでは、どのような
看護師でありたいですか。
利用者様の不安を、少しでも取り除ける人でありたいです。そのためには、医療的な処置や健康管理だけでなく、日々の会話も大切だと思っています。何気ない話を重ねることで、その方が何を心配しているのか、どんなことを大切にしているのかが見えてくることがあります。安心して話していただける雰囲気を、自分からつくっていきたいです。
Topics 03守りたいのは、その人が続けてきた
「いつもの暮らし」。守りたいのは、その人が続けてきた「いつもの暮らし」。

Q.数ある職場の中から、ラシックを選んだ
決め手は何でしたか。数ある職場の中から、ラシックを選んだ決め手は何でしたか。
「その人らしく暮らす」という考え方に、いちばん共感したからです。施設は、利用者様にとって毎日を過ごす生活の場所です。それまで続けてきた習慣や一日の流れもあると思います。支援が必要になったからといって、すべてを施設のやり方に合わせるのではなく、できるだけその方が続けてきた暮らしを大切にしたいと思いました。

Q.その人らしい暮らしを支えるために、
何を大切にしたいですか。その人らしい暮らしを支えるために、何を大切にしたいですか。
ご希望をすべて叶えることは難しいかもしれません。それでも、少しでも希望に近づける方法を考えたいです。そのためには、まずコミュニケーションを取ることが欠かせません。認知症などで今のことを話すのが難しい場合でも、昔のことなら覚えている方もいます。少しずつ過去の話から伺い、話したいと思っていただける雰囲気をつくることで、その方らしさや大切にしてきたことを知っていきたいです。
Message
全部を叶えることは難しくても、
少しでもその人の希望に近づけるように。
まずは、話を聞くことから始めたいです。全部を叶えることは難しくても、
少しでもその人の希望に
近づけるように。
まずは、話を聞くことから
始めたいです。
Topics 04記録を残すことも、声をかけ合うことも、
安心をつなぐ看護の一部。記録を残すことも、声をかけ合うことも、安心をつなぐ看護の一部。


Q.オープニングスタッフとして働くことに、不安はありませんでしたか。
最初は、「これまでの例がない中で、どのようにケアを進めればよいのか」「自分のやり方でよいのか」という不安がありました。看護の仕事から離れていた期間もあるため、知識や技術を学び直す必要も感じています。ただ、スタッフ同士で不安なことを話し、相談できたことで、少しずつ気持ちが軽くなりました。明るく声をかけやすい方が多く、分からないことを気軽に話せる職場だと感じています。
Q.これから、チームで整えて
いきたいことはありますか。
日々の情報共有と記録は、きちんと統一していきたいです。自分が休みだった日の様子や、前回の状態、バイタルの変化などが分からないと、適切な判断が難しくなります。誰が勤務していても必要な情報を確認できるように、記録を残す基準や方法をチームで揃えたいです。会話で直接伝えることと、記録として残すこと。その両方を大切にしながら、安心してケアをつなげられる体制をつくりたいと思っています。

Topics 05一度任せて、あとで振り返る。
分からないところは、また一緒に。一度任せて、あとで振り返る。
分からないところは、
また一緒に。
Q.ペットショップの店長経験を、チームづくりにどう生かしたいですか。
店長をしていた頃は、自分が仕事を抱えすぎると、新しく入ったスタッフへ丁寧に教える余裕までなくなってしまうと学びました。まず自分の仕事量や余裕を把握し、ほかのスタッフに任せられる仕事は振り分ける。そのうえで、新人の方を放置せず、一度やってもらった後に「どうだった?」と話を聞き、分からなかったところは一緒にやり直すようにしていました。ラシックでも、安心して仕事を覚えられる関わりを続けたいです。
Q.年代や経験の異なるスタッフが働く中で、大切にしたいことは何ですか。
まずは、その人がこれまで経験してきたやり方を聞くことです。良いと思ったことは取り入れ、別の方法が必要だと感じたときには、「私はこうしています」と伝えながら一緒に考えたいです。私自身も看護のブランクがあり、最初から何でもできるわけではありません。周りに聞きながら学び直し、利用者様へしっかりとした看護を提供できるようになりたいです。皆さん優しく、質問すればきちんと教えてくれる職場なので、新しく入る方にも安心して来ていただきたいです。
不安を、ひとりで抱え込ませない。
総合病院、ペットショップ、ラシック。道は変わっても、
高屋さんが大切にしてきたのは、相手の様子を見て、必要な支えを考えることでした。
動物との時間も、店長として人を育てた経験も、今の看護につながっています。総合病院、ペットショップ、ラシック。道は変わっても、高屋さんが大切にしてきたのは、相手の様子を見て、必要な支えを考えることでした。
動物との時間も、店長として人を育てた経験も、今の看護につながっています。
会話と記録で不安をひとりにせず、自分も周囲に聞きながら学び続ける。
その柔らかさと誠実さが、利用者様の暮らしに安心をつくっていきます。
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